東京オイスター プロジェクト / Tokyo Oyster Project

牡蠣の水質浄化作用で化石燃料を使用せず、きれいな河川を取り戻そう!

1) 目的 牡蠣の水質浄化作用を活用し、汽水域である隅田川及び支流流域の河口から上流凡そ10kmの両岸にて養殖を行い、水質改善のために化石燃料を使用せず、二酸化炭素排出が伴わない水質改善を図る。

2)意識改善及び新たな認識→汽水域河川で牡蠣の多様性を検証 東京湾に注ぐ全長23.5kmの一級河川の隅田川と支流域で取水した水で牡蠣を水槽にて育成補助をし、水質データ収集を行う。 ※)取水場所は隅田川【永代橋】【吾妻橋】、北十間川【おしなり橋】、北十間川、横十間川の合流地点【柳橋】の4地点を想定。 淡水と海水が入り混じる汽水湖である北海道、サロマ湖、厚岸湖は牡蠣の名産地であることは広く認知されている。汽水に着目し東京の汽水域河川の新たな可能性を創造する。

■隅田川右岸 河口より7.0Km地点

■7.0Km地点 正面 源森川水門を望む

■左側の橋は浅草と東京ミズマチ・東京スカイツリータウンを結ぶ遊歩道として、隅田川橋梁脇に新設された歩道橋「すみだリバーウォーク」

■7.0Km地点 下流方面 吾妻橋(取水地)を望む

■隅田川と北十間川(総延長3.24km。)の合流地点の源森川水門

■北十間川は隅田川→旧中川→荒川へ通じている。

■北十間川から源森橋水門を望む(右側は東京ミズマチ)

■源森橋よりスカイツリーを望む(北十間川)

■おしなり橋・東京スカイツリータウン前(取水地)

■水質改善促進の噴水(おしなり橋)

3)経済効果

コロナ禍に因る食用消費低減を水質改善資源としての転用で需要拡大と消費維持に介助し、牡蠣の特性を広報すること、で新たな経済効果を模索する。(水質改善に使用した副産物牡蠣の再利用などを含む。)

4)雇用創出

NPO活動の一環として政府、自治体より補助金、助成金の予算が付き、河川での牡蠣養殖許可が得られた場合に限定されるが、牡蠣の育成確認、回収(成長後の牡蠣)、入替(牡蠣稚貝)スタッフ(年齢性別不問)の雇用が見込まれる。

5)教育

汽水での牡蠣育成確認後は幼稚園、保育園、小学校、中学校、高校施設内(幼稚園舎、保育舎、校舎)で飼育、観察を推奨し、途絶える事がない継続的な自然連鎖の有効性を牡蠣の水質改善力を体験することで未来を担う子供達の意識向上、啓発を促す。

5)未来

限り無いカーボンレス【二酸化炭素排出0】を目指し探求することで、『水に触れたい』、『泳いでみたい』、『川下りをしたい』この様に感じる河川環境を再生し、日本全国からの観光客、コロナ禍後の外国人アウトバウンドのコミュニケーションが図れる、古の隅田川、本来の姿を取り戻す。

6)東北地方と連携

最重要に位置付け、稚貝仕入地を東北地方に限定します。水質改善実証過程での情報及び地域交流を促進し、相互の経済発展に寄与する。

7)本事業名称

東京、隅田川にて牡蠣の浄化作用を活用した水質浄化を目的とした本事業を【東京、牡蠣、案件=東京オイスター プロジェクト / Tokyo Oyster Project ※略称TOP】と称します。


8)【 TOP 】のゴール無きゴールへの挑戦

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)2015年9月の国連サミットで加盟

国の全会一致で採択されました。

特定非営利活動法人ポストフードの事業(Tokyo Oyster Project)はSDGsの理念に沿い実行及び、結果(データ)を国内外に公開し、新たなSDGsの開発と実行に挑戦をし続けます。

以上が【東京オイスター プロジェクト / Tokyo Oyster Project】の概要となります。